GRヤリス・・新ガスのHFO1234yf採用車です。
新車なのに、エアコンガスが規定量注入されていない。
こんな話を聞いた事がありますか?
情報を取りにいかない方は知らないと思います。
しかし、自分で調べる行動力のある方は知っています。
私自身、何年も電装屋として働き、メーカークレームでエアコンが効きが悪い車両(ガス量が少ない)を診断してもガス漏れを発見できなかったことが何度もあります。
カーエアコンというものはガス漏れがなくても年間数%は抜けます。
これは構造上仕方ないです。
しかし、それにしても減っている量が多すぎる。
その時に、新車時に規定量注入されていないのでは?という考えに至りました。
今回のガスクリーニング施行の結果、驚きを隠せませんでした。
規定量420g ±30g
回収量 220g
規定量の下限値が入っていたとして390g
回収損失は10~20%と考えていますから
273g~351gが正規の回収量だと思います。
やはり少ないですね。。
今の時期で、施工前と施工後でそんなに吹出し温度は変わりませんでした。
真夏はどうでしょう?
そしてガスが少ない状態だとコンプレッサーはMAXで働きます。
燃費やパワーに直結しますね。
スナップオンのエアコンサービスステーションの良いところは、回収ガスを高純度に再生する点です。
一度ガスを回収し、新品のコンプレッサーから出た不純物を除去、エアコンサイクル内を真空引きする事で大敵の水分も除去。
高純度に再生されたガスを規定量注入。
そんなイメージでしょうか。
このエアコンガスクリーニングは新車時に行うのも効果が高いと思いませんか?
1234yf 安くはありませんが効果があるメンテナンス、予防整備です。
※ 施工時のレポートをもってメーカーや販売店にクレームをつけるのはご遠慮ください。
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