【他社作業手直し2件】お店選びは慎重に。。
- GRAVEL

- Sep 10
- 3 min read

2日連続で他社作業の手直しを行いました。
■ケース1
【駐車監視用バッテリー取付後にドラレコ不動】
お客様が取付店に言ったところ、輸入車ではよくある事、点検代がかかると…
自分の所で付けたばかりの製品が動かないのに有償?
この時点でおかしいのが分かりますよね。
そこでお客様から弊社に、見てもらえないか?とのご相談があり入庫いただきました。
結果、常時電源のヒューズが入っていませんでした。
他社では取付後の点検をしていなかった様です。
そして見える所がこんな感じです。
配線剥き出し、トランクボードの可動部に噛み込み。

見える所がこんな仕上げだと内部はもっと酷いと思いますよ。と報告した結果、やり直しをご希望でしたので弊社で再施工しました。
ボードを外してみると…ぐちゃぐちゃ
アースの取り方も独特…スゲーとこから取ってますね。。

リアシート下も…ぐちゃぐちゃ

これショートしない?

コルゲート処理して

TESA仕上げ

取り回しも変えて


スッキリしました。
他社取付の手直しですので、もちろん弊社では有償対応です。
お客様は遠方よりご来店いただき、さらに費用もかかり高くつきましたが、安心してお使い頂けると思います。
■ケース2
【フォグランプ時々不灯】
フォグバルブを交換してもらったが、時々不灯…そしてキーOFFでも消えないとの事
各部バラしてみると、まずフォグハーネス(バッ直キット)も渡して付けてもらっていると聞いていましたが、使われていませんでした。。
そしてギボシのチューブが焦げています。

さらに配線の結線がネジっているだけ。
マジで車両燃えますよ。
車両に使われる部品は難燃性の物が使われますが、ホコリやティッシュなどがここにあれば本当に危ない。
ではこの焦げの原因は?

これ別の箇所ですが、プロなら分かりますよね?
配線剥かずにカシメています。
結果、カシメたギボシの先端が被覆をかろうじて突き破り接触していた模様。
こんなのきちんと電流流れませんから熱持ちますよ。
全てのギボシがこんな感じでした。

全てのギボシ再施工
フォグ点灯回路再施工
お客様に施工店を聞きホームページをみてみると驚きです。
この道何十年…立派な経歴が書かれていました。
ということは、この様に不確実な施工をされた車両はどれだけあるんだろうか?
作業工賃は安価でした。
安かろう悪かろうのお手本。
お店選びは本当に難しいと思います。
■最後に
【取付屋と電装屋は違います】
取付屋はその名の通り取付しかできません。
ゆえに業界に入るハードルが低いです。
車のシステムを理解しているかも不明です。
電装屋はシステムを理解しており故障診断ができます。
また、エアコン診断、修理もできます。
何故こうしなければいけないのか?を理解して取り付けを行うので、各部の処理の仕方が違います。
と、色々書きましたが他社施工の車両を触っていると、勉強になる付け方をしている場合も多くあります。
なるほど!という施工方法は即弊社も採用させていただき、お客様の愛車にフィードバックいたします。
日々精進。
勉強し続けますので今後もよろしくお願いいたします。




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